キャッシングをすると住宅ローンに不利?住宅ローン審査に落ちた理由5選

新しく新居を購入したいから住宅ローンの審査に申し込みたい。でも、気になるのは借金をしているという過去
借金をしていると住宅ローンの審査に通るか不安になりますよね。
人生で一番大きな買い物である住宅購入をいい思い出にするために、キャッシングは住宅ローンの審査に影響があるのか知っておきましょう。

キャッシングは信用情報に残る

結論から言うとキャッシングは住宅ローンの審査に影響することがあります
でも、よほどのことがない限り審査には影響しません!
キャッシングはクレジットカードでの利用、消費者金融によるものの両方を指しています。
クレジットカードの利用料支払いや消費者金融の返済を滞納したり、支払い事故を起こしたりすると、信用情報に傷がつきます。
住宅ローンの審査では信用情報のデータが見られます。
つまり、クレジットカードや消費者金融でトラブルがあると、住宅ローンの審査に大きく影響します。

ここで、キャッシングをすでに利用していると言う方に朗報です!
キャッシングやクレジットカードを利用しても、返済や支払いをしっかりとこなしていれば、住宅ローンの審査に良い影響があります。
これまで、お金を借りはしたものの、返済を地道に頑張っていた方は、住宅ローンの審査に良い影響があるので、安心してくださいね!

住宅ローンに落ちる理由5選

住宅ローンに落ちる理由5選

キャッシングを利用していないのに審査に落ちた人や、キャッシングを利用しても返済をしているのに審査に落ちた方もいるでしょう。
そんな方が陥りがちな理由がこちらです。
・信用情報機関に「異動」と記載されている
消費者金融からの借り入れがある
・借り入れ限度額ギリギリで借りている
他のローンがある
・カードローンの審査に通らない属性
心当たりがある原因が見つかったでしょうか。
審査に落ちた理由に当てはまりそうなものがあれば、確認してみてください!

信用情報機関に「異動」と記載されている

キャッシングを利用したことは必ず信用情報機関に記載されますが、返済にトラブルがあると記載される文字があります。
その2文字が「異動」の文字です。
異動という文字があると否応なしに審査に落とされます。
収入があったり、貯金があったりと審査に有利な面があっても返済でトラブルを起こしたことがある人は必ず落とされます。
いわゆるブラックリスト入りが「異動」と書かれているかどうか、と考えて問題ありません。
異動と書かれているかわからない、という方が基準としてわかりやすいのが、延滞期間です。
過去に延滞したことがあっても60日以内で返済していれば問題がありません。
自分がどれだけ返済を滞納したかわからないという方は信用情報機関に個人情報の請求ができるので、自分が借りた会社の信用会社を調べて請求してみてください。

消費者金融からの借り入れがある

クレジットカードのキャッシングに加えて、消費者金融でもキャッシングをしていると審査に落ちる可能性があります。
ここまで、きちんと返済していれば審査に大きな影響がないとは言ったものの、消費者金融を利用していることはやはり悪印象。
住宅ローンに申し込む時は事前に借金をゼロにした方が自分のためにも良いでしょう。

借り入れ限度額ギリギリで借りている

住宅ローンの審査に落ちる人でキャッシングをしている方の多くがキャッシング枠(借入限度額)ギリギリの額を借りています。
キャッシング枠ギリギリで借りていると審査に通りづらい理由としては、お金がないイメージを持たれるからです。
住宅ローンはローンの中で最も大きな買い物なので、キャッシング枠ギリギリでお金を借りている人が審査に通りやすいわけがありません。
お金に余裕がある方の方がスムーズに毎月の支払いがおこなわれるとされるので、長期にわたって支払う住宅ローンでは審査に通りづらくなっています。
また、借入限度額ギリギリで借りているとイメージダウンに繋がるだけでなく、収入に対する毎月の返済額が多いと判断されることになります。
借入限度額が設定されるときは収入が元になっているので、限度額ギリギリだと間違いなく生活を圧迫するようになっています。
つまり、住宅ローンを組もうとしている人が借入限度額ギリギリの借金があるなら、収入が多くても審査に不利になります。
借入限度額が設定される仕組みを理解して、住宅ローンの審査に落ちる前に借金を返済することに徹しましょう。

他のローンがある

審査に落ちる人の特徴としては他にもローンを利用している可能性があります。
例えば自動車をローンで払っているとすると、それは借金をしていることと同じです。
ローンを立てて何かを購入する行為は、先に物という財産を借りて料金を毎月支払うので、信用情報を見られる時も借金と同じように計上されます。
つまり、借金をしていないからといって高級車や高級な時計をローンで支払っていたら審査には通りにくくなります。
これから審査に申し込む時にキャッシングの利用額や借金ばかりに目を奪われずに、毎月定額で支払っているものがないか確認して見てください。

カードローンの審査に通らない属性

残念ながら審査に申し込む前なのにも関わらず審査に通りづらい属性があります。
属性とは年収や勤務先、勤務形態などの職歴から、その人の性格なども含まれます。
住宅ローンの返済は20年を超えることもザラにあり、今のしている仕事と同じくらい仕事を続けるか(=安定して収入を得て返済を続けることができるか)というのは金融業者側から見ると非常に重要なのです。
審査に申し込む前に属性でアウトになってしまっては新生活の出鼻をくじかれる形になってしまうので、要注意です。

キャッシングは必ずしも審査には影響しない

審査で見られていることは、返済できるかどうか、計画的にローンを支払ってくれそうか

ここまでキャッシングが審査に影響する前提でお伝えしてきましたが、必ずしもキャッシングが審査に影響するとは限りません。
キャッシングの額や返済の動向次第では審査に通る可能性も十分にあります。
審査で見られていることは、返済できるかどうか、計画的にローンを支払ってくれそうかであることを忘れずにいてください。
そして、もし借金をしているのであれば自分がきちんと定額の返済ができているかどうか、お金を借りすぎてはいないかを客観的に見てみてください。
また、住宅ローンの審査に通った場合はどれほどの額を毎月支払うかを確認すると審査に通らない理由も見えてきます。
審査にばかり気をとられるのではなくて、審査に通った後を見ることが審査通過の近道ですよ!

住宅ローンでは返済比率に注意

住宅ローンの審査に申し込もうとしている方は返済比率という住宅ローン特有の考え方に注意してください。
返済比率は年間返済額÷年収で求められます。
自分で計算してみて返済比率が30%を超えていたら審査には確実に通らないでしょう。
自分の年収の30%が借金の返済に持っていかれる生活を想像してみてください。
考えらえないほど毎月の収入が自動的に減ることがわかるかと思います。
総量規制と絡めて考えても30%を超えるような住宅ローンを組めば、長期的に安定したローンの支払いができる可能性は低いです。
とりわけ長期的なローンの支払いをすることになる住宅ローンの審査では返済の安定感はとても重要になります。
自分が住宅ローンの審査に通ったらどれほどの返済比率になるのか、事前に計算してみてください。

キャッシング完済済みなら住宅ローンの審査には影響なし

もし、過去にキャッシングをしていたり、借金をした経験があったりするから不安だという方は、心配しないで大丈夫です。
住宅ローンの審査では過去にキャッシングや借金をしていても、完済しているのであれば審査には全く影響しません.

過去に借金をしているからといってあなたの将来の生活に何の関係もありません!
でも、住宅ローンの審査に通ってからは毎月ある程度返済することになるので、それ以上の借金をしないように気をつけるようにしてください。
過去に借金をしたことがある方は、借金をしやすい環境にあるかと思います。
生活が厳しくなっても借金をしてしまっては、金利で生活を圧迫することになるので、日頃から節約して頑張ってください!

キャッシングをしているなら住宅ローンは慎重に!

返済のイメージを具体的

ここまで紹介した通り、キャッシングは住宅ローンの審査に影響する可能性が十分にあります。
必ずしも影響があるわけではありませんが、キャッシングをしているのであれば、事前に完済するか、借入額を下げるか、何か工夫をしてみてください。
住宅ローンを組もうと考えている方は、これからの新生活を楽しむために積極的な引越しをしようとしているでしょう。
そんな素晴らしい新生活の幕開けをキャッシングに邪魔されないように気をつけてください。
そのためにも返済比率を調べたり、審査通過後の返済額を計算したりして、返済のイメージを具体的にしておいてくださいね!
より良い生活が始まることを陰ながら祈っています!

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