「現在はアルバイト・パートでしか収入がないんですけど、キャッシングの審査に通れるかなぁー」という不安をお持ちの方は多いでしょう。
今回は、こういう不安を解消するために、フリーターがキャッシングをする際に注意しておくべきポイントとおすすめの業者を解説していきます。
目次
フリーターでもキャッシングできる?
働き方が多様化している現代社会では、フリーターという道を歩んでいる人も決して少なくありません。
フリーターは自分が望む通りに働けるというメリットがある一方、収入が不安定になりがちなどのデメリットもあります。
それでは、一体そんなフリーターでもキャッシングができるでしょうか。
フリーターでもキャッシングは利用可能!
結論から言うとフリーターでもキャッシングは可能です。
申込先の審査基準にもよりますが、フリーターだからという理由だけで審査に落ちるということは基本的にありません。
もちろんのことですが、キャッシングの審査の上に、年収の多寡が非常に重要なポイントですが、実は年収より勤続年数の長さがより重視される傾向がみられます。
つまり、勤続年数が長い人はそれだけで多少年収が低くても審査に通りやすくなるわけです。
勤続年数が長いフリーターの方は職場においても必要とされている場合が多いので、簡単にはその職場を離れなくて、キャッシングの審査においても有利に評価されるようです。
ちなみに、キャッシングの審査上、最低でも同じ職場で半年以上の勤続が必要だそうです。
キャッシングの審査に気をつけるべきポイントとは?
いうまでもありませんが、フリーターにしても、正社員にしても、キャッシング=借金をするには、キャッシング会社による審査を受ける必要があります。
残念なことに、2018年10月現在、どのキャッシング会社も審査の基準を公開していません。
しかし、公開していないといっても、やはりキャッシング各社には、最低レベルの合格ラインが存在しているようです。
それでは、それぞれの審査基準を解説していきます。
- 20歳以上が最低ライン
- 年収200万円未満が厳しいかも
- 過去の金融事故のないかどうか
- 他社の借金額も審査ポイント
20歳以上が最低ライン
2018年現在、ほとんどのキャッシング会社でも、キャッシングの申込資格として、20歳以上でないといけないと定めています。
つまり、20歳未満であれば、定職をもっていても、キャッシングの申込自体ができないわけです。
それは、民法上、20歳以上(成人以上)でないと、金銭の貸借に関する契約を結んでも無効だと認められているからです。
従って、20歳以下の方がどうしてもお金が必要となる時に、残念ながら、親もしくはお友達からお金を借りるしかありません。
年収150万円未満が厳しいかも
先ほどもお話しましたが、キャッシングの審査上では、年収の多さが非常に重要なポイントになっています。
一つの目安としては、年収が150万円以下ですと、キャッシングの審査に通る確率が低くなりがちです。
100%通れないというわけでもありませんが、仮に審査に通ったとしても、10万円の借入限度額しかなかったり、法定最高金利(年利18%)で契約させられたりするなどのデメリットがあるため、なかなか使いものにはなりませんよね。
ちなみに、年収の計算は、所得税などが天引きされる前の金額なので、仮に毎月の手取りが11万円でも、総年収が150万円を超えることもあるため、キャッシングを申し込む前にもう一度自分の年収金額を確認しましょう。
給料の増減幅が広い方は注意が必要
収入状況が安定しているとみなされるには、一定額以上の収入を継続して得ている必要があります。
フリーターの方はシフトの量にとっては収入が増えたり減ったりするので注意が必要です。
給料が毎月大きく増減していると、安定していないとみなされ審査する可能性もあるため、キャッシングの申込を予定している際に、少なくとも3ヶ月以上の安定勤務をするのがおすすめです。
過去の金融事故のないかどうか
当然といえば当然ですが、過去に自己破産や民生再生などの金融事故があった方は、新たにキャッシングの申請が難しくなるでしょう。
また、なかなか気づかれにくいかもしれませんが、クレジットカード返済の長期延滞や学生時代に借りた奨学金の返済延滞、そして携帯電話機種代金の長期滞納もなども金融事故になります。
上記のトラブルが過去10年以内に起こしていると、仮に収入が安定していたとしても審査には通らないことが多いようです。
信用情報を改善する方法とは?
しかし、信用情報に問題があり、審査に自信がなくてもクレジットヒストリー(信用歴史)だけは審査を有利にすることが可能です。
クレジットカードを毎月利用して期日通りに支払っていけば、よい心象情報が蓄積されていくためです。
クレジットヒストリーにはカードの利用金額は記録されませんので、期日を守ったという事実だけが残ります。
また、仮に過去に自己破産や民生再生があったとしても、それらの記録は5~10年で自然に消滅してしまうため、一生涯キャッシングができないという最悪の結果に至らないのでご安心ください。
他社の借金額も審査ポイント
最後に注意し欲しいポイントは、他社からの無担保の借金額もキャッシング会社からみられます。
もっとも、他社からの借り入れ金額が多ければ多いほど、借入人の経済状況や返済状況が疑われてしまっても仕方はありませんよね。
一つの目安としては、他社から無担保で借り入れた業者数は3社以内で、総金額が50万円以下だと新しいキャッシングの審査に影響を及ばないとされています。
また、キャッシング会社は皆貸付に関する「総量規制」を受けているため、一人一人に貸付できる金額が制限されています。
「総量規制」とは?
消費者金融やクレジットカードのキャッシングなどの業者での借入は他社を含めて3分の1までしか借りられない(業者が貸してはいけない)という決まり。
例:年収210万円の方は最大でも70万円までしか借入できません。
この総量規制を超える貸付は法律に制限されているため、キャッシングを申し込む前に自分の借金状況をもう一度確認したほうがよいでしょう。
キャッシングは金利&審査スピードで選ぼう
もちろんのことですが、キャッシングの審査が早ければ早いほどよいものですし、借り入れ金利も低くければ低いほどよいものです。
ご存知のある方も多いかもしれませんが、キャッシング業者には実は消費者金融系の業者と銀行系の業者があります。
では、消費者金融系の業者と銀行系の業者はどのように違ってくるでしょうか。
銀行系キャッシングの特徴
銀行のキャッシングは基本的に「金利は安いが、審査スピードが遅い」という特徴があります。
理由として、銀行は信用に経営基盤を置いているためです。
仮にあまりには多額な回収不能な貸付金(不良債権と呼ぶ)を抱えてしまったら、銀行の経営自体が成り立たなくなってしまって、最終的に倒産してしまう恐れもあります。
結果的に融資をする場合でも、金利=銀行の収益源を多少下げても構いませんが、融資先の人物がどれだけ信用できるか慎重に確認する必要が出てくるのです。
消費者金融系キャッシングの特徴
消費者金融系のキャッシングは、銀行とは違って、「審査スピードは早いが、金利は高い」という特徴があります。
元々消費者金融系の業者は金銭の貸付を業としており、非常に多数のお客数と審査のノウハウを有しています。
さらに、近年AI(人工知能)による審査を導入している業者もあって、「最短10秒審査」などのように、審査にかかる時間が極端に短縮されることができました。
しかし、審査時間が短縮された分、銀行と比べたら若干金利が上がっても文句が言えません(銀行系なら年利15%前後が相場ですが、消費者金融系の業者は基本的に18%が相場のようです)。
キャッシングなら大手カードローンがおすすめ
キャッシングを受けるなら大手のカードローンがおすすめです。
カードローンはキャッシングに特化したカード商品で、大手コンビニなどに設置されたATMで借入・返済が簡単にできます。
申込方法もネット上で完結することもでき、複雑な手続きを行う必要もありません。
特に大手消費者金融のカードローンであれば、特定の銀行口座を開設する必要もなく、手軽にお金を借りることができます。
大手消費者金融のカードローンなら即日融資可能
大手消費者金融のカードローンには、最短即日融資が可能というメリットもあります。
大手消費者金融の審査は最短30分で完了します。
フリーターだからといって審査が長引くこともないので便利です。
早急にお金が必要で、早めにキャッシングをしたいという方におすすめです。
おわりに
正社員でなく、フリーターであってもアルバイト・パートで安定収入があれば、キャッシングの審査を通過する可能性は十分にあります。
信用情報に問題がある方や、給料の増減幅が大きい方は審査に落ちてしまう場合もあります。
しかし、それらの課題を一つ一つ見直していけばそこまで過度に不安に思う必要もありません。
借入に特化したカードローンなら手軽に融資を受けることができるので、お金の問題でお困りの方はぜひ利用してみてはいかがでしょうか。