学生は飲み会やゼミの合宿など、何かとお金がかかる場面が多くあります。
バイトの給料日まで間に合わなかったり、どうしても今すぐにお金が必要になったりするときがある人も多いのではないでしょうか。
そんな時に便利なのがキャッシングです。
学生でキャッシングを利用するとなると、抵抗がある人もいるかも知れません。
今回はキャッシングの基本と学生でも安心して利用できるキャッシングサービスについてご紹介していきます。
目次
キャッシングって学生でもできるの
学生でもキャッシングサービスは4種類の金融機関から利用することができます。
「銀行」「消費者金融」「クレジットカード会社」「学生専用ローン会社」の4つです。
ただ、学生がキャッシングを利用する際には、条件が課される場合もあります。
・20歳以上であること
・アルバイト収入があること
一般キャッシング会社では、この2つを満たしていなければ、キャッシングを利用することはできません。
◎20歳以上であること
ほとんどのキャッシング会社の融資条件に書かれていることです。
未成年が親の同意なくしてキャッシングの契約を行った場合、不払いになってしまうリスクが生じます。
そのため原則として未成年のキャッシング利用はできません。
ただ、一般キャッシング会社ではなく、学生ローン会社であれば、未成年でもキャッシングサービスの利用をすることができます。
◎アルバイトの収入があること
学生に限らずキャッシングを利用するためには欠かせない条件の一つです。
安定した収入がないということは、返済能力がないことにつながります。
会社としては不利益になることを避けるため、キャッシングを利用することができなくなります。
社会人と学生のキャッシングの違い
先ほどご説明した2つの条件を満たしていたとしても、学生と社会人のキャッシングには違いが生じてしまいます。
キャッシング会社が融資可能であるかを判断する審査の段階において、学生は社会人と比べて難しくなります。
学生は社会人と比べると収入は少なく、不安定な状態と見なされます。
審査をする際に安定した収入を持っていることは、最も重要な点になります。
大手のキャッシング会社では、学生という点だけでもキャッシング が利用できないという場合もあります。
返済能力があるかどうか判断する基準として、クレジットカードの利用履歴やローンの返済などが挙げられますが、これらの点においても学生は社会人と比べて少ないのが現状です。
キャッシング会社としても学生に融資をしても不安が多く残るため、審査に通過しにくくなってしまいます。
ただ、アルバイトでの定期的な収入があれば、学生でも不利な点を少しは減らすことができます。
アルバイトの勤続期間が、半年以上か1年以上あれば、その収入は安定していると見なされます。
キャッシングの基本
ここからは実際にキャッシングを利用するための基本的な3つの項目についてご紹介していきます。
申し込みってどうやるの
まず、キャッシングを利用するためには、各金融機関に申し込みをする必要があります。
申し込みの方法は、電話やインターネット、受付窓口などさまざまな手段があります。
キャッシングの場合は、インターネットから申し込みをするのが一般的となっています。
申し込みフォームに必要な情報を入力して、早ければ30分程度で融資可能かどうかが判断されます。
気をつけてほしいことは、嘘をつかないことです。
申し込みフォームには、年収や利用目的を記入する欄があります。
嘘をついてしまうと、後々困ってしまう場合もあるので注意しましょう。
申し込みの次は審査
申し込みが終わると、次はキャッシング会社による審査が行われます。
この審査において、重要となるのが、返済能力があるかどうかを示す借り手の信用情報です。
信用情報は、例えばクレジットカードの利用履歴と支払いがきちんと行われているかといった記録などがあります。
信用情報は政府が指定している信用情報機関に保管されており、キャッシングの審査の際にこの情報を照らし合わせています。
キャッシング会社はこの情報を基に、返済能力の有無を測っています。
クレジットカードやローンなどの利用履歴がなくても、審査に不利になるわけではありません。
ただ、クレジットカードの支払いの滞納などのマイナスな情報が多いと、審査には不利になってしまいます。
審査において注意したいのが、1つの会社の審査に落ちたからといって、また複数の会社に申し込みをしてはいけないということです。
キャッシング会社への申し込みについても信用情報に記録され、お金に困っているという印象がついてしまうため、注意が必要です。
計画的に返済しよう
お金を借りてから返すまでがキャッシングです。
むやみやたらに借りて、返済ができないといったことにならないように、しっかりと返済計画を立てましょう。
金利や利息といったことを考慮して、月々の返済金額を設定する必要があります。
基本的に返済方法はリボ払いとなっています。
リボ払いとは、毎月一定の返済金額を支払う方法のことです。
いっぺんに払うのではなく、毎月ごとなので負担は減りますが、完済するまでに時間がかかり、利息の支払いも増えてしまいます。
利息を抑えるためには、余裕がある月に追加で返済するなどして、少しでも早く完済することが重要です。
学生キャッシングの金利相場
学生キャッシングはお金に困っている学生をターゲットにしていますが、金利の利率は、銀行の金利や大手消費者金融とあまり変わりません。
学生専用ローン会社が設定している金利の利率は平均で15%前後となっています。
低金利の会社と比較してみると、学生専用ローン会社は利息差が大きいのが特徴です。
学生専用だからといって金利が低めというわけではありません。
なぜ金利が高いのか
学生をターゲットにしているのに、学生専用ローン会社の金利はどうして高めに設定してあるのでしょうか。
1つ目の理由は、学生キャッシングの借入限度額が低いことにあります。
一般的なキャッシング会社や消費者金融の借入限度額は500万円〜1000万円となっています。
個人の収入や信用情報によって異なりますが、限度額はこの範囲内で決まっています。
しかし、学生キャッシングの場合、借入限度額は約50万円となっています。
消費者金融や銀行に比べて、かなり設定額が低くなっていることがわかります。
この限度額の低さが学生ローンの高金利につながっています。
貸金業法によると、借入限度額が低いほど金利を高く設定して良いことになっています。
限度額が10万円未満の場合は金利が20%、100万円以上の場合は金利が15%といったように定められています。
学生キャッシングの限度額は50万円なので、金利は18%近くなってしまいます。
やはり学生専用ローン会社といえども、利益を得るためには少額の借入限度額に対して高金利の設定をしなくてはならないのです。
もう1つの理由として、借入の対象となる年齢層が低いことが挙げられます。
学生は社会人に比べると、一般常識やモラルが完全には身についていない部分があります。
やはり学生といった若者にお金を貸すと、返済が遅れ、お金を滞納するなどといった問題が生じるリスクが高くなります。
借金の連帯や滞納といった行為は、会社として大きな損害となってしまいます。
これらのリスクがあるため、キャッシング会社としては保険として金利を高く設定せざるを得なくなるのです。
学生におすすめのキャッシング会社
ここまでご紹介してきたようにキャッシングを利用する際には審査や金利などを考慮しなければなりません。
次に学生におすすめの比較的低金利で審査がやさしいキャッシング会社を3社ご紹介していきます。
学生ローンの「アミーゴ」
キャッシングを利用する際に、低金利であること最も重要になってきます。
低金利で融資を受けることができれば、返済額も抑えることができます。
学生専用ローン会社の中で最も低金利なのが「アミーゴ」です。
学生ローンの「アミーゴ」では、最も高い金利率であっても16.8%と大手消費者金融よりも低い金利で利用することが可能です。
またさまざまなキャンペーンも開催されているので、さらに低金利で利用できることもあります。
即日融資が必要な場合は、平日の15時までに契約すれば融資を受けることができます。
WEBから申し込みができるので、周囲にバレる心配もなく、すぐに借入金を受け取ることができます。
旅行目的であれば「イー・キャンパス」
キャッシングの利用目的はそれぞれですが、海外旅行等の目的で利用したい場合は、「イー・キャンパス」がおすすめです。
キャンペーンとして利用目的が旅行費用であれば、金利が安くなるといったものを行なっているので、旅行にたくさん行きたいと考えている学生は必見です。
借入の目的を海外旅行に設定して、証明書を提出すると金利を通常よりも低くすることができます。
また、次に融資を受けたいと思った時も、目的が海外旅行であれば初回よりもさらに金利が低くなります。
即日融資したいなら「キャンパス」
キャッシングを利用する際に、重要なこととして即日融資が可能であるかどうかが挙げられます。
すぐに支払いをしなければならないものは、その日のうちに済ませておきたいものです。
しかし、ほとんどの学生専用ローンは平日15時までに契約をしておかないと、即日融資ができなくなってしまいます。
しかし、「キャンパス」では平日17時までの即日融資が可能になります。
学生ローン「キャンパス」の金利率は他の学生ローン会社とほぼ同じくらいとなっています。
WEBで申し込みから借入までを全てできるので店舗を訪れる必要もありません。
「キャンパス」のメリットは他の学生ローン会社よりも即日融資の時間が長いことです。
ゆうちょ銀行の口座があれば、17時まで即日融資が可能になります。
どうしても即日融資が必要な学生におすすめです。
学生ローンは計画的に行おう。
学生生活の中でどうしてもお金が必要になる場合もあるでしょう。
多くのローン会社はWEBで手続きが一括できるので、周りに知られるのが嫌だという学生も安心して利用することができます。
学生がキャッシングを利用したからといって、将来や就職に悪影響を及ぼすこともありません。
キャッシングの基本やリスクを理解し、計画的に返済ができるのであればキャッシングを利用することはできます。
キャッシングを利用する際は、収入と出費のバランスを考えて、自分の利用目的にあったキャッシング会社を選んでみてください。