徹底解説!キャッシング審査で落ちた9つの理由とは?

45.4%という数字はキャッシング大手のアコムが公表しているカードローンの成約率です。
つまり、半数以上の人がキャッシング申請で落ちてしまうということです。

どのキャッシング会社も審査に落ちた理由を教えてくれませんが、やはりキャッシングの申込書になんらかの足りないところがあると推定できるでしょう。

次回の審査に通るために、今回の審査が通らなかった理由を知っておかなければならないため、今回は審査に落ちた理由を解説していきます。

そもそもキャッシングの審査基準とは?

残念ながら、2018年12月現在、どのキャッシング会社も審査の基準を公開していません。

しかし、キャッシングの審査は、申請者の属性ごとに点数をつけることで(スコアリングと呼ぶ)、点数の高さで審査結果が決まります。

そのプロセスはほとんど自動的に完了されるので、意外と人的審査の部分がすくないのです。

ここで属性というのはは、「年齢」、「年収」、「お勤め先」、「勤続年数」、「居住形態」などのことを指しています。

つまり、審査に落ちたのは、個人属性の点数が低かったりすることが原因だと考えられます。

審査に落ちた理由とは?

上記のように、キャッシング審査の基準自体が不透明ですが、やはりいくつかの基準が存在しています。
それらの基準に満していなければ、審査に通ることが難しくなってしまうでしょう。

それでは、キャッシング審査落ちの理由を見ていきましょう。

年収が不安定であること

キャッシングの審査の上で、最も重要視される点はもちろん「年収」です。

お金を貸す立場からしても、貸したお金が帰ってこなければ何も意味がありません。
しかし、年収が高いだけではなく、年収の「安定性」も重要視されています。

ある月は収入が0円なのに、翌月は収入が50万円など極端に月ごとに収入にばらつきがある場合、キャッシング審査の不利要素になります。

要するに、年収1000万円のフリーランスエンジニアよりも、年収500万円の公務員がはるかに高く評価されているようです。

勤続年数が短いこと

勤続年数もスコアリングの対象になっています。仕事を転々としている人はやはり職業の安定性が疑われてしまいます。

キャッシング業者側を安心させるためには、目安として最低でも3ヶ月以上の連続勤務が必要となっているようです。

極端的にいえば、連続勤務20年のアルバイトは、入社半年未満の新入社員より高い点数が得られるはずです。

年齢がネックになっていること

そもそも、キャッシングは20歳の成人以上でなければできません。また、定年後の老人もキャッシングすることが難しいとされています。

つまり、キャッシングできる世代は「20代から50代後半」までとされています。

さらに、働き盛りの30代と40代の方々は一番高く評価されているようです。

言い換えれば、20代の若い方々や50代以上の方々は、キャッシングができないわけではありませんが、30代と40代と比べるとやや不利な位置に立っています。

住居形態が賃貸になっていること

賃貸に住んでいる場合、どうしても毎月の家賃支払いにお金が流れてしまうため返済能力が低いと判断されてしまいます。

また、一人暮らしなのに、身の丈に相応しくない2DKなどの広々とした部屋に住んでいることもあまり審査に芳しい影響を与えません。

基本的に持家の点数は賃貸より高く評価される傾向があります。

評価の低い職業についていること

年収だけではなく、職業によってもスコアは変わります。

基本的に公務員と大手企業の正社員は一番高く評価される傾向が見られます。一方で、芸能人や俳優、水商売などの職業は総じて低いスコアとなってしまいます。

たしかに、大金を稼いでいるお笑い芸人や俳優さんはいますが、これらの職業には他の職業とは違って「安定性」が著しく欠けています。

なぜなら、「一発屋」という言葉があるように、ある期間だけ大ブレークしてその後すぐにフェードアウトしていく事も頻繁に起こりますから。

そのため、貸す側もなかなか流行などを読むことが難しいので低いスコアにしてしまいます。しかし、すでに巨万の富を築いている方に関しては例外となる場合もあります。

信用情報に何らかの問題があること

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収入の次に重要視されている「信用情報」で、かなりスコアに影響していきます。

信用情報とは負債、破産、支払いの延滞などのデータのことです。もし、今まで支払いの未納や延滞などをしていなければ全く問題はありません。

逆に、今までクレジットカードを作ったことのない人は「スーパーホワイト」と言われて何も情報がないためむしろ警戒される事もありますので要注意が必要になります。

さらに、過去に金融事故を起こしたことのある方は、その記録が消えるまでにキャッシングの審査に通ることは非常に考えにくいです。

そのため、もし自分の信用情報にあまり自信がなければ、1000円ちょいで信用情報機関で確認できるので、申請する前に一度確認しておいたほうがよいでしょう。

在籍確認がとれていないこと

キャッシングの額が少額であった場合は確認を省略する場合がありますが、金額が上がれば上がるほど、在籍確認の電話がかかってくることが多いです。

もっとも、在籍確認は本当にその会社に勤めているのかを確認するための電話で、それがとれていないと、申込書に虚偽の記載があるのでは、とキャッシング会社から疑われてしまっても仕方はありません。

もちろん、諸般の事情で一回目の在籍確認がとれなくても、それだけで審査におちたことは考えられませんが、数回電話がかけてきても在籍確認がとれないと、確実に審査落ちです。

基準の厳しい金融業者に申し込んだこと

法律が改正されたことによって、消費者金融によるキャッシング審査はより厳しくなりました。かつては、多重債務者であっても申請に通っていましたが、現在では大変厳しくなっています。

銀行系のキャッシングも、法改正の対象にはなりませんでしたが基準を厳しくしつつあります。その傾向で、銀行系のカードローンの審査はやや厳しめに設定されていることが多いです。

銀行のカードローンの審査に通らなくても、上記の基準を全部満たせば、消費者金融系のカードローンの審査に通るかもしれないので、もう一回申請してみたほうがよいでしょう。

希望する枠が大きすぎること

基本的に、キャッシングは年収の三分の一と相場が決まっています。また、この値もどこに公務員かフリーターかによっても変わってきます。

フリーターの場合は多くても20万円、一般的には10万円と言われています。こうした事実を知らずに基準値よりも高いお金を希望してしまうと審査に通らなくなります。

申し込む前に、自分が希望する金額と年収を照らし合わせてみてください。希望金額を抑えることによって、審査の難易度も格段に下がります。

まとめ

審査に落ちるには必ず何かしらの理由があります。

年収や職業に問題がない場合は、おそらく記入の不備や過去の金融事故、希望金額が高すぎるなど色々な問題が見えてきます。

まずは、なぜ審査に落ちてしまったのか徹底的に分析してみましょう。また、1番は「お金を借りずに済むこと」です。

お金を借りると必然的に利子が付きます。もし、時間的にも余裕がある場合は仕事の量を増やして年収を増やしてみてください。

そうすることによって、もしかしたらお金を借りなくても済むかもしれません。

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